
屋久杉精油
【Yakusugi Essential Oil】
100%Pure Oil
樹齢1000年以上の屋久杉から抽出された精油です。
ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹
【 植物学名 】「Cryptomeria japonica(クリプトメリア ヤポニカ)」
ラテン語「隠された日本の財産」の意
【 原産地 】 鹿児島県 屋久島
【 抽出方法 】 水蒸気蒸留法
【 抽出部位 】 屋久杉土埋木 材部
【 香りの揮発速度 】 ベースノート ゆっくり時間をかけて広がるタイプ
【 主な芳香性分類(有機化学分類) 】
セスキテルペン炭化水素、セスキテルペンアルコール
※屋久杉は1本毎に香りや成分に個体差があります。
その為、製造ロット毎に含まれる有機化合物成分、およびその含有量が違います。
その為こちらには分類名を記しておりますが、梱包箱の中には詳しい成分分析表を同封してございます。
【 香りの効果・効能 】
リラックス作用、誘眠・安眠作用、免疫力向上作用、抗菌作用、防ダニ・防虫作用
この香りを聞くことで、呼吸数減少、血圧の低下、脳波のα波の増加が観察されたことから、自律神経に作用し、鎮静作用を有することで自然な眠りを誘い、ストレスをほぐす働きがあることがわかりました。
【ご使用方法】
*香りのおもてなし *空間の浄化 *気分を落ち着かせたい時に *瞑想やヨガのお供に *ハンドフラフト作りに
【楽しみ方】
香りを楽しむ・・アロマポット、オイルウォーマー等で温めることにより、香りが広がりやすいです。
そのまま・・使い捨てマスクやアロマペンダントに垂らして
・・リラックスタイムの芳香浴・・ 入浴、手浴、足浴 に
・・ボディメンテナンスのオイルトリートメントなど
・・ キャリアオイルと合わせて希釈濃度を守ってボディ、ヘアに。
アロマクラフト作り・・ お香、アロマスプレー、サシェ、キャンドル、石鹸、バスソルトなど
木製品のお手入れや香り付け・・
** 屋久杉について **
日本の固有の植物であるスギ。
屋久島という世界的に大変珍しい自然環境で育ったスギは、他の地域で育ったスギとは一線を画したものへと成長しました。
一般的なスギの寿命は長くとも500年位ですが、
屋久島の厳しい自然環境を生き抜く為にゆっくりとした成長にならざるを得なかった屋久杉は2000年、3000年もの寿命を持ち、今も生き続けるものがあります。
日本で一番の長寿樹木になるのが屋久杉です。
古より屋久島の山には神が宿ると山そのものを信仰の対象としており、その山に自生する屋久杉を御神木として大事に守ってきました。
時代が変わり…
今から400年前の当時の時代背景により、屋久杉の伐採が始まりました。
現在では屋久杉は伐採禁止。
かつて伐採された屋久杉を山から持ち出すことも禁止とされています。
そして、近年まで定期的に行われていた屋久杉のセリが終わりを迎えたこともあり、屋久杉の流通量は減少傾向です。
今では屋久杉は限りある日本の財産です。
精油の抽出に使用する屋久杉は400〜500年前に伐採され、そのまま山中に残されていたものやその切り株で「土埋木」と呼ばれるものです。

1回の蒸留には約100キロの屋久杉チップと硬度10という超軟水の屋久島の岩清水を使用します。

抽出できる量は重量に対して平均で0.3%程度。

伐採されて数百年経過している屋久杉には枝葉はなく、樹皮や柔らかい部分から朽ちていき、乾燥した堅い部分だけが残ったものです。
そのような状態のものが原料となっている為に抽出量は少なくなります。
抽出後の屋久杉チップは果樹農園の追肥原料とし、屋久杉は余すことなく活用されています。
蒸留したてはフレッシュな香り。
そして、年月を重ねる毎にとてもふくよかな、深みのある香りに変化していくのです。
SYMPHONIC TREEの屋久杉精油は、
ウィスキーで例えたら長い年月をかけて、熟成度合いが高まったプレミアムな精油です。
通常の精油ですと開封したら消費期間が設けられていることが多いと思われますが、
屋久杉精油は殺菌作用・抗菌作用を持っていることもあり、保管状況に気を付ければ
10年前の屋久杉精油も酸化の香りは全く感じられません。
と、いうより、更に熟成されたまろやかな香りに変化しております。

当店はWEBSHOPがメインですが、年に数回イベントに出店しております。
その際に屋久杉の香りを聞かれた方の多くの第一声は「癒やされる」「落ち着く」などで、皆さん同じように目を閉じてその香りに浸っています。
屋久杉はきっと誰もがどこかで聞いたことのある香りで、ほとんどの方が一瞬で穏やかな、柔らかな表情になられます。
慣れ親しんだ香りだからこそ、空気のように感じて、その香りの中で安心感に包まれていられるのかしらと、皆さんのその姿を眺めています。
《《 スギ花粉は含まれておりません 》》
原材料の屋久杉は400年前に伐採された幹や切り株部分なので花粉を含むことはございません。
※屋久杉という呼び名はスギの地域名称です。
屋久島では1000年以上の樹齢を持つスギだけを【屋久杉】と呼びます。
※当店で取り扱っている屋久杉アイテム、また原料とする屋久杉は、すべて屋久島森林管理署出材の屋久杉を使用しております。
通常は光、熱、空気により酸化するのですが、冷暗所などの適正な環境で保管がなされていれば10年経過した後も屋久杉精油は素晴らしい香りを持てるということがわかりました。
※これ!とっても重要です!※
《屋久島の3つのスギの呼び名》
屋久島には昔から山に自生するスギと、戦後に植林されたスギがあるため、それを区別するために屋久島のスギには3つの呼び名があります。
昔から山中に自生する 樹齢1000年以上のスギ ⇒ 屋久杉
昔から山中に自生する 樹齢1000年未満のスギ ⇒ 小杉
戦後に植林されたスギ ⇒ 地杉

※それぞれ3種類の材として、年輪などの見た目も違いますが、当店の屋久杉精油と地杉精油(現在取扱いなし)におきましても、お客様から香りの聞き比べがしっかりとできると言われます。
成分分析からも成分内容の違いが分かります。
「屋久島 屋久島のスギ 屋久杉」
とっても混同しがちですが、基本情報の豆知識です!
是非覚えててください♪
* 屋久島や屋久杉精油のプチ情報! *
<昔の人からの言い伝え>
戦時、南方に出兵した屋久島島民は屋久杉精油を持参してマラリア対策をしていた。
<山から屋久杉の運び出しをしていた人からの話し>
屋久杉の切り株に溜まった水は飲める!(屋久杉の成分に防虫効果、抗菌作用があるから腐ったり、虫がわくことは無いそう。とは言っても、皆さんは絶対真似しないで下さいね!)
<高級ホテル、高級エステ、病院で屋久杉精油の香り>
皆さんご存知のあのホテルで使われていたり、日本のみならず、海外でも屋久杉精油を使ったサービスがされてます。



































